バードフィーダーの作り方 2
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C支柱を正面背面の屋根傾斜にあわせ端から50mmの位置に2本づつ建てます。写真の白樺造りのバードハウスの場合は、正面、背面壁を使用しませんので、屋根傾斜に支柱傾斜をあわせ屋根の上から釘を打ちます。
D屋根、ABを梁に固定します。ぐらつく場合は、屋根から支柱に釘を打ちつけます。
E底部の裏側から支柱に釘を打ちフィーダーを固定します。
Fポールは直径50mmぐらいの杉木材を使用し、頭部を平らに切断し20cm4方の台座板を斜めに2本釘打ちし、台座を固定します。
G最初の台座の上にさらに350o×140mmの台座を打ち付けます。
Hポール脚部は、埋めたときに左右に動かないように下から250o、450oぐらいの位置に残った角材をA等分したものを打ち付けます。
I穴直径径250oぐらい、深さ500oぐらいの穴をほり、ポールを埋設し、台座の上に底部をのせ釘止めします。


固定式スタンドフィーダーは庭のアクセサリーにもなり楽しいものです。基本形さえ覚えてしまえば、東屋風、民家風、洋館風と色々な形のフィーダーを作ることが出来ます。

ある程度の大きいバードフィーダーを作るのには、やはりベニヤ板を使ったほうが便利です。但しベニヤは太陽、雨に弱いので、塗装が絶対必要です。塗装をすれば、4,5年使用できますが、スタンドポールが腐食しますので、交換が必要になってきます。

ベニヤ板400o×400o@100円×3枚 300円
柱    38o角材         250円
支柱   丸杉材          320円
            合計    870円

@製作のポイントは、支柱の傾斜角度です。屋根勾配が90度ですから、支柱の傾斜勾配は45度になります。傾斜定規を使用すれば簡単に切断できます。
A支柱の長さを平行定規を使用し220oに切断します。
B組み立ては、正面、背面を220mmに切断した梁でつなぎます。

@           A            B

I         J         K

  F           G           H

C            D         E

『鳥の生活と巣箱』から

説明の中では、釘と書きましたが、サンプルはすべて木ネジでとめています。木ネジのメリットは効率性と不具合が発生した場合簡単にやり直しが出来る点です

朝倉摂さんのバードフィーダー

東ドイツワイマール・バウハウスで見たバードフィーダー

1988年、東西冷戦の最中、私はふとしたことから東ドイツワイマールの旧バウハウスを訪れました。その時、私を案内してくださったシャードリッヒ教授の一言が、私をバードハウスにのめり込ませることになったのです。
昼食をご馳走になり、校庭を散策していると、シャードリッヒ教授はポケットから一切れのパンを取り出し、集まってきた小鳥たちに与えたのでした。

当時の東ドイツの人たちは、食べるものにも事欠く耐乏の生活をしていました。パン一切れは貴重品でした。

鳥の名前をたずねると教授は低い声で答えました。
『ここにパンのかけらを食べに来る小鳥たちについて私は何も知りません。私はこの小鳥たちが我々を東西に隔てている壁を越えて自由闊達に生きているのを見て勇気を与えられています。小鳥たちは私たちのかけがえのない友人なのです。』

私は冷戦下の東ドイツ訪問で写真を撮ることが出来ませんでした。実はヒワの写真を撮ったのが唯一の写真であると思っていました。ところが最近古い写真を整理中に、シャードリッヒ教授が小鳥たちと会話を楽しんでいたフィーダーの写真が見つかったのです。それがこの写真です。粗末なフィーダーといっても誰も気がつかないような存在です。

この種のバードフィーダーを現在の日本では見る機会が少ないと思います。1948年山階芳麿博士が著した『鳥の生活と巣箱』(秋田県立図書館所蔵)の中で『北海道や東北地方のように雪の多い地方では、雪のために小鳥は苦労する。・・・・・大雪の地方で冬の間、野の鳥にえさをやる道具はアメリカやヨーロッパでいろいろ工夫されている。(この図はそのために作られた餌場である)この道具で一番必要なことはどんな大雪でもえさが食べれれるようにしてやることだ』と述べています。バウハウスのバードフィーダーは実はフィーダーの原型だったのです。積雪地に是非用意していただきたいバードフィーダーです。

固定スタンド式バードフィーダー

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